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三ッ岩岳から下山して未だ早かったので、登山口が600m離れている烏帽子岳に登ることにした。車道の左側の空地に駐車スペースが設けられており、20台ほどは停められるであろう。着いた時はほぼ満車で、広い車道の路肩に駐車せざるを得なかった。下から見る烏帽子岳の頂上部のアカヤシオのピンクの色合いが花の盛りを示していた。
駐車場から車道を上に進むと、すぐ右手に登山口道標があり、沢沿いの山道に入って行く。新緑の輝きと沢水の清い流れに心が洗われる思いで、緩やかに登って行ける。
水の流れと別れ、左に斜上した所には固定ロープが設置され、短いが滑りやすい坂を登る。その先で、一旦沢の中を進むがすぐに右の山腹に取り付くようになる。
傾斜は次第に増して行き、中俣の沢を横切ってからコルまで登り上げるまで急登が続く。足下は石屑で安定しておらず、落石も頻繁に起こる斜面をタイガーロープを頼りに登る。上下降の人の待ち時間で結構時間がかかり、また、落石のため慎重に登らざるを得ない。
コルに出れば安心だが、岩がちの主稜線を後10分ほど登らなくてはならない。
狭い山頂はアカヤシオが咲き乱れ、特にマルの頂上部のピンク色が一際目立ち、誰かが言っていたが、丁度桃の節句の雛壇のように見えていた。大賑わいの狭い山頂は、三ッ岩岳より高度が高い分より展望も良く、山座同定も楽しめよう。烏帽子岳の隣のマルが山ランの有効ポイントかどうか調べてこなかったので、携帯で自宅に電話を入れ、調べてもらった所、無効とのことで
マルには行かずに往路を戻ることにした。
久し振りの山行で、山の梯子などしたことがない家内は遅れ気味となり、急坂の下りでは大分参っていたようであった。私はといえば、ここしばらく残雪の山に行っていたので、土の感触に歩き辛さを感じていた。登山口に戻ると、駐車場は満杯の上に、車道も左右の路肩に駐車している車で一杯であった。
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