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白川郷から白山スーパー林道に入り、馬狩茶屋の前の四つ角を左手の大窪方面に入り約600mほどで大窪登山口に着く。大窪登山口には登山口の道標はないが、右手に「登山される方へ」で始まる看板が出ており、その左手に数台は駐車可能なスペースがある。
馬狩茶屋まで戻って、スーパー林道を料金所方面に向かい、料金所手前から三方岩岳方面の看板に従って左手の林道に入る。400mほどで写真の白谷登山口に着く。ここから紅葉真っ盛りの登山道に入るが、最初は下草が煩いが、すぐに良く踏まれた細いジグザグの急登になる。カエデ類の多いブナ林は渋いながらも絢爛さを奏でており、丁度、朝日が当たり始めていた。
尾根に出ても急登は続き、時々右手にスーパー林道の道が見え、8時開門で走り出した車の音が賑やかに聞こえてきていた。一旦、場違いな林道の側壁の下からガードレール裏に出るが、すぐに左手の山道に入って行く。10分ほどで蓮如台の展望台に出ると、スーパー林道の蓮如台駐車場から上がって来ていた多くの人達に出会うことになる。
ブナ林の中の緩い登りから細い尾根の急な登りになると大きなキタゴヨウ松のある1471mHピークに着き、その後一旦平坦な道から1590mの
ピークの急登を過ぎると、前方に三方岩岳が姿を現す。この辺りから、数日前に降った雪が足下に現れて来た。以後、野谷荘司山まで所々雪を踏むことになる。
右側を巻いている道から尾根に再び出ると、左側の展望が開け、縦走路が一望できる。急な尾根の前方には飛騨岩が聳えており、その右の肩目指して登って行く。肩から飛騨岩の裏手に入るが、雪が所々凍っており、トラーバースに細心の注意が必要であった。着いた先から道標に従って右手方面に入れば僅かで三方岩岳
(西三方岩)山頂であった。
スーパー林道からのハイカーで賑わう山頂からは白山の大展望と共に、笈ヶ岳と大笠山への稜線が手に取るように見え、今GWに天候で見合わせた笈ヶ岳山行を思い出していた。来年こそはと意を強くして山頂を後にし、緩いアップダウンの縦走路を野谷荘司山へと向う。
下山路の鶴平新道分岐から右に10分強で、二等三角点のある野谷荘司山山頂である。すぐ近くの三方崩山と眼下の御母衣湖、妙法山を手前に、その向こうの神々しい白山の姿も印象的だが、山頂は細長く、通過点のようであった。下山は分岐まで戻るが、その分岐には鶴平新道の名前や大窪登山口方面の記載はないので注意したい。
白山北尾根の開拓者大杉鶴平の開いたこの新道は上部は狭い尾根で、白川郷を見下ろしながら下山できるので、醍醐味に溢れた好ルートである。しかし、所々細くガレている箇所が続くので落石や転倒には注意が必要である。1370m辺りのゴヨウ松から樹林帯に入り、再度紅葉のトンネルの中を下って行くことになる。
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