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平湯温泉から旧国道を安房峠方面に入って行くと、村営あかんだな駐車場があったが、閉鎖されていたので、その付近の路肩に車を停める。5月20日まで閉鎖のゲートがあり、そのゲート手前の右の山腹から上部の1500m付近の国道にショートカットすることにする。
堰堤がすぐに現れ、その堰堤の少々藪っぽい右側を登って行く。支尾根を乗越す辺りで左の雪の沢を登っていっても良いが、右手には夏道がうっすらと現れていたので、そちらを進んで行くと、左手に回りこむ辺りで先ほどの沢からの斜面を合わせて旧国道下に出る。
旧国道は半分ほど雪で埋まっていたが、アスファルトも見え始めており、ショートカットして登った所から約1km強国道を緩く登って行くと、安房平の一角に出る。国道右側には安房平の案内標識があり、安房峠3km、平湯温泉4kmの表示がある。
案内標識の反対側の尾根末端に写真の保安林の黄色い標識があるのでそこから尾根に取り付くことになる。雪は安定しておらず、ずぼずぼと潜ってしまい、しばらくは我慢であった。木には赤ペイントが多く見え、ルート取りには迷わないであろう。
夏道もあるのであろう、その赤ペンキに従ってルートを進むが、1700m辺りの急斜面では薮っぽい所を避けて登ると、下半身が完全に埋まってまうので、木々の枝を掻き分けて進む赤ペンキ印に従って登らざるを得なかった。1800m辺りになると、バックに乗鞍岳方面の展望が開け出し、薮っぽい所から抜け出て行く。1900m付近で登りも終わり、左手にトラバースルートをとっていくが、埋没する回数が多くなり、仕方なく右手の2019mに登ってからコルに降り立ち、アカンダナ山へと向う。
日も高くなり、ぐずついた雪に変わり始め、足取りが萎えて来た頃、山頂に到着する。
霞沢岳、吊尾根の穂高、焼岳、白谷山、乗鞍岳と展望は格別であったが、周囲の高山に囲まれた山頂からは無線の飛びは良くなく、音沙汰無であった。奥の手の同行者とのQSOで事なきを得、下山し、往路をそのまま戻る。
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