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飯豊本山 10月21〜22日 2001年


飯豊本山
2105mH
福島県耶麻郡山都町
飯豊山(2万5千分図) 飯豊山(5万分図)

五段山
1312mH
山形県西置賜郡飯豊町・福島県耶麻郡山都町
川入(2万5千分図) 熱塩(5万分図)

牛ヶ岩山
1410mH
山形県西置賜郡飯豊町・福島県耶麻郡山都町
川入(2万5千分図) 熱塩(5万分図)

地蔵山
1485mH
山形県西置賜郡飯豊町・福島県耶麻郡山都町
川入(2万5千分図) 熱塩(5万分図)

三国岳
1644mH
山形県西置賜郡飯豊町・福島県耶麻郡山都町・新潟県東蒲原郡鹿瀬町
大日岳(2万5千分図) 大日岳(5万分図)

種蒔山
1805mH
山形県西置賜郡飯豊町・小国町・福島県耶麻郡山都町・新潟県東蒲原郡鹿瀬町
大日岳(2万5千分図) 大日岳(5万分図)

草履塚
1908mH
山形県西置賜郡小国町・福島県耶麻郡山都町・新潟県東蒲原郡鹿瀬町
飯豊山(2万5千分図) 飯豊山(5万分図)

地蔵岳
1539mH
山形県西置賜郡飯豊町・小国町
岩倉(2万5千分図) 玉庭(5万分図)


大日杉小屋

大日杉小屋を起点とした周回コースで飯豊本山を往復するこのコースは、紅葉のこの時期には、お勧めのものである。右回りか左回りか迷う所だが、所要時間を考えると右回りの五段山経由のほうが翌日は楽になりそうである。天候の具合で、初日に展望を楽しむならば左回りの地蔵岳経由のほうが良いであろうし、水場も多い。どちらにしろアップダウンの多いコースゆえそれなりの覚悟は必要である。


大日杉小屋の先の吊橋を渡る

五段山経由は、大日杉小屋の前を通り、直ぐに左手の沢に降り、白川を吊橋で渡る。新道だけあって足元は柔らかく、標高差700mHを2時間も登れば五段山であり、左から谷地平からの道が合流する。此処から地蔵山までは多少のアップダウンはあるものの緩い登りが続く。牛ヶ岩山、、五枚山、御前山辺りは湿原地帯で所々に地塘がある。終始、右手前方に飯豊本山方面が見えるのだが、木立越しで写真にはならない尾根が続く。地蔵山に着くと小さなお地蔵が迎えてくれ、その下には川入からの道が上って来ている。


剣ヶ峰

前方には三国岳が高く聳え、その頂上部の小屋がはっきり見える。いよいよ岩稜地帯の登りで、遮るもののない大展望が待ち構えている。磐梯山の三角錐がとりわけ目立っていたが、逆に飯豊本山方面は格好が悪くなるようである。剣ヶ峰を過ぎ、鎖場を通過すれば三国岳で、山形県、新潟県、福島県の境である。七森まではあっけないが、その先の種蒔山の登りは今日最後の登りで足が大分重くなる頃である。


ようやく下りになれば切合小屋が見え、しばらく行くと明日の下山方面の分岐に出る。季節には小屋へ水を供給するのだが、今は取り外されたホースが水場を案内していた。6人パーティーが既に入っており、私たち3人組は明るい2階を陣取る。テント場も直ぐ隣で、多くのテントが張れそうな広さである。この快適な小屋にもう一泊できれば大日岳も往復できるであろう。
3時半起床で、日の出を一王子で迎えるために4時半にヘッドランプで着け出立する。夜中にトイレに起きた際は星空であったが、出発時には当たり一面ガスで、思いのほか道をとるのに苦労する。草履塚を過ぎる頃から段々明るくなり、一旦大きく下りこむと、石垣に囲まれた中に姥権現が鎮座しているのが見える。

御秘所

御秘所の岩場を過ぎ、急登の登りになる頃、東側から太陽の赤みが強まってきた。ガスが切れたり、上がってきたりと天候の変化がめまぐるしく、急登を早足で登り、一王子の石の囲い場に着くと同時に太陽のまぶしい光線が目に飛び込んでくる。写真の準備をしている一瞬のスキにガスが辺り一面を覆ってしまい、なすすべもなく呆然とする。仕方なく写真を諦め、本山へと向かう。


神社と本山小屋のあるピークからほんの一投足で一等三角点の飯豊本山山頂である。ガスが段々切れてきたが、北股岳や大日岳の山頂部の雲は中々とれてくれないでいた。烏帽子岳から伸びている「くさいぐら尾根」があるため、石転び沢は見えない。また、此処からは大日岳はそれほど大きくは見えないのが不思議である。

御坪

切合小屋に引いている水は、地蔵岳への分岐から右にトラバースしていくと流れの強い沢を横切るが、その沢の上部から水を引いて使っているのであろうか。水場から御沢分れ、御坪、更に1523mHまでは大きな岳樺が目立ち、非常に綺麗で、快適な尾根道である。 紅葉は既に過ぎてしまっているのが残念であった。


目洗清水まで大きく下りこみ、地蔵岳までの登りが一番きついであろうか。地蔵清水は融雪水のため、この時期は地塘のように水がたまっているだけであった。地蔵岳からは標高差900mHの下り一辺倒であり、紅葉を楽しんであせらず降りる。

長之助清水付近の紅葉

長之助清水は登山道から急斜面を5m程トラバースするが、ロープに頼り過ぎないようにしたい。ざんげ坂であろうか、一箇所、鎖のある急坂は下が滑りやすいので注意が必要である。そこから下は今までの美しい紅葉樹林帯から様相が一変し、里山の雰囲気になり、傾斜が緩めば大日杉小屋前に出る。

<コースタイム>

21日 大日杉8:50→10:50五段山11:00→11:35牛ヶ岩山11:45→12:20地蔵山12:40→13:35 三国岳13:45→14:53切合小屋

22日 切合小屋4:30→5:00草履塚→6:20飯豊本山6:50→8:30切合小屋9:00→10:45地蔵岳11:10→12:53大日杉

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