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経ヶ岳 5月12日 2005年


経ヶ岳
1625mH
福井県大野市・勝山市
越前勝山(2万5千分図) 越前勝山(5万分図)

法恩寺山
1357mH
福井県勝山市
越前勝山(2万5千分図) 越前勝山(5万分図)


経ヶ岳という名の山は全国に幾つかあるが、福井県には3座あり、そのうちの加越国境付近の山々の中心的な存在の経ヶ岳を登って来た。また、経ヶ岳という山はアルペン的な姿山容をしていることが多いが、この経ヶ岳も姿見は良い。以前、荒島岳を登った時、その姿に惚れ、次はこの山と決めていた。

中ノ平登山口P

笈ヶ岳の後、国道157の瀬戸野に戻り、ひたすら勝山市内を目指して南下して行く。途中、白山の表玄関「市ノ瀬」への分岐である白峰を通るが、店舗等の全くない国道であった。法恩寺山有料道路の手前に林道法恩寺線の入り口がある。13km程の距離だが、途中、スキージャム勝山スキー場内のゲレンデ内を走る。


中ノ平登山口

林道から左に道が分かれる所には法恩寺山の標識があり、舗装路を1.3km回りこんで緩く登って行くと終点となる。ここが、中ノ平で7〜8台駐車できるスペースがある。林道をそのまま 進めば大野市に行くが、通行可能は5月15日からである。12日の天候はお昼頃には雨、或いは雷雨も予想され早立ちした。


法音教寺跡

登山口から大きな道標に導かれ、儀木の階段登りから始まる。石が敷き詰められたり、木道の部分もあったりと手入れの良い道であった。左にスキージャム勝山のリフトが見えてくると展望も良くなる。再び、ブナ林の中を進むと法音教寺跡に出るが、残雪の中に小さな祠があった。今までの道の良さから一転して、右のちょっと薮っぽい所を過ぎると法恩寺山であった。


法恩寺山山頂

広い山頂には山座同定盤も置かれ、展望は良く、目指す経ヶ岳がアルペン的な山容を見せていた。風もあり、天候が下り坂であることと、早朝のため無線は帰路行うこととし、先を急ぐ。一下りした鞍部左にはゲレンデの最高点のリフト降り場があり、冬季なら楽して山頂を踏める。鞍部から二つ目のピークが伏拝で、白山の遥拝所である。


伏拝

雲が大分出ているので白山を見られなかったが、それほど展望は良くなかった。泰澄の白山開山にあたってのコース選定をした山といわれている。ここから下った鞍部から北岳までの尾根道には残雪や、また薮がちの個所も多く、コース取りに苦労して進む。 残雪の中に経ヶ岳まで3.3km道標が斜めになってあり、まだ遠いことを示していた。


経ヶ岳まで3.3km道標

余り歩かれていないのだろうと思わせるほど、終始小枝などが体に触れ、尾根も広くコース取りが難しく感じた。1390mピークで左に回りこむが、帰路のためにマーキングをして進む。緩く、或いは急登を繰り返して北岳の登りとなると、道もはっきりとしてくる。


経ヶ岳山頂

北岳では赤兎山への分岐道標があり、ここから展望の良い尾根道となる。残雪が未だ多く、稜線上はその上を歩け、登り返せば経ヶ岳山頂である。二等三角点だが、展望は余り良くなく、一通過点のようであった。無線を行っていると、小粒の雨が降りだしてきたため、ゆっくりする間もなく頂上を後にする。


北岳から下った丸い残雪のピークと、1390mのマーキングした所に注意して下山する。幸い、雨は本降りとはならずに、法恩寺山まで戻ることが出来た。法恩寺山で無線を行っていると、いよいよ本降りになってきたようで、あわてて閉局し、跳ぶように中ノ平の車の中に入った。

<コースタイム>

中ノ平P4:16→5:07法恩寺山5:11→5:34伏拝→5:483.3km道標→6:57北岳→7:09経ヶ岳7:22→7:34北岳→8:343.3km道標→8:49伏拝→9:04法恩寺山9:16→9:46駐車場

<ルート図>

「この地図の作成に当っては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平16総使、第420号)」

ルートの2万5千地形図はこちら

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