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笈ヶ岳の後、国道157の瀬戸野に戻り、ひたすら勝山市内を目指して南下して行く。途中、白山の表玄関「市ノ瀬」への分岐である白峰を通るが、店舗等の全くない国道であった。法恩寺山有料道路の手前に林道法恩寺線の入り口がある。13km程の距離だが、途中、スキージャム勝山スキー場内のゲレンデ内を走る。
林道から左に道が分かれる所には法恩寺山の標識があり、舗装路を1.3km回りこんで緩く登って行くと終点となる。ここが、中ノ平で7〜8台駐車できるスペースがある。林道をそのまま
進めば大野市に行くが、通行可能は5月15日からである。12日の天候はお昼頃には雨、或いは雷雨も予想され早立ちした。
登山口から大きな道標に導かれ、儀木の階段登りから始まる。石が敷き詰められたり、木道の部分もあったりと手入れの良い道であった。左にスキージャム勝山のリフトが見えてくると展望も良くなる。再び、ブナ林の中を進むと法音教寺跡に出るが、残雪の中に小さな祠があった。今までの道の良さから一転して、右のちょっと薮っぽい所を過ぎると法恩寺山であった。
広い山頂には山座同定盤も置かれ、展望は良く、目指す経ヶ岳がアルペン的な山容を見せていた。風もあり、天候が下り坂であることと、早朝のため無線は帰路行うこととし、先を急ぐ。一下りした鞍部左にはゲレンデの最高点のリフト降り場があり、冬季なら楽して山頂を踏める。鞍部から二つ目のピークが伏拝で、白山の遥拝所である。
雲が大分出ているので白山を見られなかったが、それほど展望は良くなかった。泰澄の白山開山にあたってのコース選定をした山といわれている。ここから下った鞍部から北岳までの尾根道には残雪や、また薮がちの個所も多く、コース取りに苦労して進む。
残雪の中に経ヶ岳まで3.3km道標が斜めになってあり、まだ遠いことを示していた。
余り歩かれていないのだろうと思わせるほど、終始小枝などが体に触れ、尾根も広くコース取りが難しく感じた。1390mピークで左に回りこむが、帰路のためにマーキングをして進む。緩く、或いは急登を繰り返して北岳の登りとなると、道もはっきりとしてくる。
北岳では赤兎山への分岐道標があり、ここから展望の良い尾根道となる。残雪が未だ多く、稜線上はその上を歩け、登り返せば経ヶ岳山頂である。二等三角点だが、展望は余り良くなく、一通過点のようであった。無線を行っていると、小粒の雨が降りだしてきたため、ゆっくりする間もなく頂上を後にする。
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