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国道108号線の役内口バス停に神室山登山口の道標があるので、それに従って役内の集落を目指す。国道から2.3kmで集落の外れとなり、砂利道となる。その先の案内板の所で道標通りに右折して、鳥居から西ノ又川沿いの林道に入る。更に2kmほど進むと第二の案内板のある西ノ又・パノラマコースの登山口に着く。国道から5km地点である。
西ノ又川の左岸を進んだ道が、左手に思わず見とれてしまう大きな滝、三十三尋ノ滝を見ると、その下で渡渉することになり右岸に渡る。滝の先で、古い固定ロープのある濡れた急斜面をよじ登れば足元のしっかりとした道となり、すぐに平坦な不動明王の水場に着く。
ここが最後の水場という案内があった。
急坂が落ち着くと、視界が開けた尾根筋に出る。一部ガレたような所もあるが、足元はしっかりとしており、緩やかに御田の神道標に至る。神の田を思わせる草原地帯のようで、畦道のような登山道を平坦に進む。どうした訳か、頂上部にはガスがかかり始め、好天を期待していただけにまたしても裏切られたかという疑念が沸き始めていた。
左手の尾根筋の窓くぐりまでの短い急登を抜けると、主稜線が目の前だが、神室山頂上部にガスがかかり始めていた。前方のピークの西ノ又とパノラマコースとの分岐点まで登れば、神室山までは一投足である。途中、小さな岩場の下りがあり、はやる気持ちを抑えて行けば待望の神室山山頂である。
有屋口分岐では注意が必要で、前神室山方面を確認することである。水晶森分岐を過ぎれば前神室山山頂で、漸く、暖かい日差しに満ち溢れた眺望を得ることが出来た。鳥海山、高松岳、栗駒山、虎毛山が地形図から指呼出来たが、昨日登った焼石岳は特定出来なかった。
泊まった「新五郎湯」で再び汗を流し、国道108号線の峠の駅「ラ・フォーレ栗駒」で昼食を摂ってから鳴子町へ、更に古川ICから東北道に乗る。
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