共同住宅用防災システム

 

非常電源のいらない省コスト&高機能システム

 

従来の共同住宅用の自動火災報知設備は、万一の停電時火災に備え、非常電源装置の設置が不可欠でした。ニッタンのNAPESは、特例基準220号通知に適合しつつ、この非常電源を必要とせず、各住戸への大がかりな耐火電線の配線を不要とした新発想の防災システムです。停電時でも正常に火災を監視するこはもちろん、音声によりきめ細かく警報を発するなど、安心・快適な機能を満載しています。省コスト・高機能を実現したNAPESは、住人の安全を賢くサポートします。

 

ネイプスの特長
■GP型3級受信機の非常電源が不要

停電でも住戸内のGP型3級受信機(住宅情報盤)が通話できない状態でも、住戸内や共用部が火災の場合、音声メッセージにより火災発生を知らせます。

■省コスト配線を実現

非常電源装置とGP型3級受信機までの耐火配線が不要なだけでなく、住戸内の配線は2線式です。施工の省力化を大幅にはかった低価格システムです。

■全ての感知器は、住棟受信機で監視

P型1級受信機で建物内の全ての感知器を監視でき、住戸内が停電時でも火災発報します。

■未入居住戸の火災警戒や感知器点検が可能

電力会社と未契約の住戸や長期不在で電源を遮断している住戸も火災警戒できます。また中継器からの遠隔試験は通話時と同様に行えます。

■火災時に出火階と直上階にすばやく通報

出火階および直上階のGP型3級受信機と玄関子機、共同部の鳴動区域を3パターン用意。音声メッセージは部屋番号の通知も可能です。

■補償式スポット型感知器を採用

差動式2種と定温点70℃の両方の機能を持った信頼性の高い補償式感知器を採用。また用途に合わせて、定温式防水型、定温式、差動式、差動式防水型、光電式の感知器をお使いいただけます。

共同住宅用防災システムの特長
住戸内の火災発生にすばやく対応

住戸内の火災感知器が作動すると、GP型3級受信機が「火災感知器が作動しました、確認してください」の音声メッセージと警報音を発します。また設定された時間内(2分以上5分以内)に警報音を停止しない場合や火災スイッチが押されると、「火事です、火事です、火災が発生しました、安全を確認して避難してください」の音声めメッセージが発せられます。

※この機能は共同住宅用火災報知器設備のみです。共同住宅用スプリンクラー設備は火災を感知した後、スプリンクラーが作動します。

■住戸内の火災感知器を戸外から点検

補充点検は、戸外に設置された中継器から外部試験器(MTD)で行うため、住戸内に入室することなく機能点検ができます。点検時は、戸外表示器の音声メッセージで確認でき、GP型3級受信機から警報音は出ません。

■施工時の住戸内の配線は2線式

有極性の送り配線は2本で、1住戸につき感知器は最大8個または16個(LPC1-2使用時)接続できます。施工の省力化をはかった低価格システムです。

■セキュリティ機能は4種類

「火災警報」のほか「避難通報」「ガス漏れ・不完全燃焼警報」「防犯警報」の4種類。異常発生を音声メッセージと警報音で知らせます。不完全燃焼時の一酸化炭素(COガス)を感知するガス漏れ警報器が接続できます。

■カラー液晶モニタシステム

カラー液晶モニタを接続して共同玄関の訪問者を確認できるシステムが構成できます。

 

詳細は電話、またはメールでお問い合わせ下さい。

 

 

 

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