毎度お馴染み、南栗橋車両管理区I助役さんとのレンタルレイアウト巡り。

今回は昨年5月にも訪問した船橋・サンスポーツクラブ。ワタクシめはHOレイアウトで遊んでまいりました。

 

 

1.こんなレイアウトです

前回のサンスポ訪問記でも触れたように、HOレイアウトも山懐に抱かれたシーナリィ。

中央に機関区併設の駅がデンと構えます。駅は仮設?ホームがあるだけ。シーナリィも全般にあっさりしています。

駅後方の山裾を望む。扇形庫の前にあるのがコントロールボード。

 

駅の右手方向。コンクリ?を打っただけのだだっ広い駅前広場。何もないので模型の箱が置かれちゃってます。。

どうして何もないんだろう? その謎は今日解き明かされる…!

 

まずはレールクリーニング。我がクリーニングカー牽引機は懐かしいカツミの自由形ED。

 

クリーニングが終われば早速載線。駅周辺は新旧入り交じるミラクルワールドに早変わり。

コントロールボードです。8の次エンドレスに機関区を配した構成です。

分岐器はモーター駆動のスローアクションで実感的。黒いスイッチで転換します。

最上段右の黄色い矢印で示したツマミがコントローラ。右から3番目の黄緑色のツマミは機関区構内用。

これらは電源オンオフを兼ねたスイッチ付ボリューム抵抗タイプ(携帯ラジオのボリューム等でよくある、最後にカチッと切れるやつ)なんですが、残念ながら、これがひどいラビットスタートで…(^^;)

オフ位置からカチッとノッチオンした途端にスケール速度約40〜50km/hでピョコンと飛び出し、停止するときはその逆。全く興ざめでした…

ぜひ再調整するか、普通のレオスタット形に改めていただきたい(マジです!)。


2.なにはともあれ、まず1周

クモハ50形をトップに据えた横須賀線サロ付6Bのエスコートで1周してみましょう。

扇形庫や駅舎の雰囲気から、電車よりも蒸機、それも欧米形がマッチするのかも。

 

構内の分岐器を抜けると左にカーヴして山に向かいます。

 

 

 

 

 

トンネルを一つ抜け…

 

 

…もう一つトンネルを抜けると駅部分と交差します。緑色の短い鉄橋がワンポイント。

6050型はスカ線電車とは反対方向に発車し、これから山に挑むところ。

切り通し?をSカーヴでクリア。この区間も国産車よりアメリカ型の貨物列車が似合いそう。

 

 

Sカーヴの後、コントロール席の真横を抜けて湖畔のトラス橋に向かいます。

北欧風のシーナリィを駆け抜けるスカ線電車。何とも不思議な光景です。

湖畔の瀟洒なホテル?が、緑一色の世界で慎ましく存在感を誇示する…

 

湖畔の長いトンネルを抜け、駅に戻ってきました。

山岳線のムードながら、勾配は必要最小限に抑えられているため、感覚的には殆ど平坦線に近く、まったりとストレスなく運転できます。それだけに、コントローラのラビットスタートはつくづく残念に思います。

 

 

 

 

 

 

☆蛇足ですが…駅前広場の謎解き

例えばこんな事故 ↑ が起こったとします。

(この分岐器、尖端軌条が密着不良気味で、進路を副本線側にとると重いブラス車は脱線しまくり…)

 

 

そんなとき、この脚立でレイアウト上に上り、復旧に駆け付けるわけです。

駅前がコンクリのタタキのまんまなのは、災害復旧用の通路を兼ねているからなんですね(ホンマかいな?)。

 

 

 

 

3.エントリー車両のご紹介(全て16番)

今回16番車両を持ち込んだのは、私のほかにN電装勤務のOさんとおっしゃる方で、大の東武電車ファン。

まずはOさんのコレクションから…

君こそスターだ!(懐)

東武ファンとあらば、この娘たちを動員しないわけにはゆくまい。

100系はワム(だったっけ?)の上回りにエンドウのMPギヤシステムを組み込んだ特製品。新宿直通開始時のラッピングは自家製ステッカー。簡単に脱げる(*^_^*)のでいつでも普段着に戻すことができる。

 

なりひらのイチナナ型

1720型の1781Fは前頭屋根上に客室内の冷気を乗務員室に引き込むダクトが設けられていた。

そんな一風変わった彼女を、業平橋の新車展示会っぽく撮ってみた。(U−TRAINS完成品)

 

鬼怒川温泉の幻影

会津Mt.Expと5050型連パン車が、時空を越えてランデヴー。キハはエンドウの完成品で、

もちろん「名鉄キハ8500」としての発売。だから「北アルプス」の表示もそのまんま。

しかし東武ファンのO氏はあくまで「会津鉄道の!」と言い張るに違いない…

 

南栗橋車両管理区新栃木出張所(旧・新栃木検修区)

6050型(U−TRAINS完成品)は全部で3セット。全て連パン車。

電車だけ眺めていると新栃木然としているが、背後に山並みが望めるので、どちらかというと下今市か?

 

 

 

 

 

大船〜新前橋系(館タテ)

私ゃ例によってこーゆー面子。代表でクハ76093(左)とクハ76088に登場してもらった(ピノチオ・キット組立)。

同じキットでも微妙に顔が違ってみえるのは、金太郎塗りのラインがちょっと違うから。

実車もそれぞれ微妙に違っており、写真(シマ電時代)を見ながらマスキングした結果こうなった次第。

 

4.レイアウト添景

上越線の追憶

荒涼たる山間を、フランジを軋ませつつ70形が行く。

山間を縫うシーナリィにスカ線サロ付6Bは似合わないので、さっさと高シマ4Bに短縮。

上越線を走る吾妻線大前行きに見えなくもない(^^;)

 

 

25/1000 連続勾配に挑む

山岳路線には日光線系の東武電車が良く似合う。連パンの6050型だけで組成した6Rは圧巻。

小さくて判読できないが、種別幕には「スノーパル」と表示されている。

 

 

一閃の光芒

静寂をついて観光特急が駆け抜ける。17型には、ネオンはためく温泉街よりも

緑一色のシンプルな景観が似つかわしい。

 

 

 

北アルプスの湖畔にて

惰行でエンジン音を絞り、湖畔のトンネルにかけ込むキハ8500系。

古風な洋風建築との対比が印象的だ。

 

深山幽谷への序章

渋川を出て長野原を目指す吾妻線の40形。

 

 

 

 

妙義山麓の帰路

横川を発車した40形停電は、そそくさとノッチオフすると、後は西松井田まで惰行で転がっていく。

妙義はもっと岩肌がゴツゴツした山だが、そのヘンは雰囲気重視で。

 

上毛連山を望む

パイプ剥き出しの壁を青空の写真に置き換えてみた(ちょっと竹に木を接いだような絵だが)。

両毛線・前橋近郊でこんな景色が見られたような…

おわり