ダイヤ運転会は主役は車両じゃなくシステム。ってことで、車両の画像がほとんどありませんがご了承下さい。


左)点呼中のARC佐藤樹運転士。乗り出し時刻の早い運転士さん達が続々と点呼を執ります。
始発前は点呼執行者にとって最も忙しい時間帯です。

右)運転開始! 運転士は仕業表と時計、DCCスロットルを手に持って「乗務」します。
DCCスロットルは赤外線操縦ヴァージョンのDT300およびDT400。
OMRCさんにもお声がけして20台近いスロットルをかき集めました。

 

ところが… 赤外線制御が思ったより不調で、制御不能に陥る動力車が続出。運転会場は騒然と。。。

左)上毛電鉄駅長の旧制帽を被って奮闘するOMRC塩澤運転士。
中央は手近なユニバーサルパネル(UP)にスロットルを突っ込み、有線操縦で辛くも危機を脱するOMRC田部井運転士。
後方は運転整理に奔走する山川市のARC木村駅長とOMRC遠坂信号係。

右)大門運転所でも懸命の対応が続きます。DCC施設指令のARC佐藤恭と大門運転所のARC荒井検修助役。

 

連取(つなとり)駅のARC友田駅長も立ちっぱなしで奮戦。
結局トラブル予防には有線操縦が最良との結論に。万が一に備えて随所に設置しておいたUPが役に立ちました。
右)有線操縦でゆうゆうと敷島駅に進入するDF50形停客。

 

山川市は上野田線との分岐駅。ようやく落ち着いてきたダイヤに安堵する木村駅長と遠坂信号係。
ダイヤ1巡目もいよいよ終盤。E26系寝台特急「おおるり」ご登壇!大門運転所スタッフの顔も思わずほころびます。

 

1巡目の運用を終えて帰ってきた車両たちで、大門運転所留置線は再び満線になります。
左)運転指令兼大門駅長のARC別府とARC佐藤(恭)、ちょいお疲れモード??

昼食をはさみ、2巡目の運転です。1巡目運転士だった人は駅係員へ、駅係員だった人は運転士へ異動します。
右)連取駅後任のARC横田駅長。なお、駅名標はARC別府の労作。

 

左)敷島駅のOMRC塩澤駅長とARC黒川信号係。塩澤氏は制帽と相まって名実ともに駅長さん?? 
黒川氏はお茶菓子を前に余裕の笑顔…

右)メインステーション大門駅を預かるのはゲストの佐々木氏とOMRC清水氏。
清水氏は連動盤の機能チェックに余念がありませんな。

 

左)山川市駅は要員事情のため信号係を廃止して駅長一人体制へ移行。ARC佐藤(樹)駅長、ただいま奮戦中!
右)UPにスロットルを接続し、有線操縦でまったりと勤務するARC飯野運転士。真ン丸なお腹の前にある装置がUP。

 

左)ロケーションの良い所では赤外線操縦でウォークアラウンドすることも。仕業表を確認するARC富澤運転士。
大門駅にて、本務運転士のARC友田と便乗運転士(笑)のARC荒井。
右)支線の上野田線での乗務を終えた荒井運転士は、
山川市から友田運転士の乗務するキハ58系急行に便乗して大門に帰る…という行路に乗務してます。。

折返し発車待ちのARC佐藤恭運転士。後方は大門駅連動盤を操作するOMRC清水信号係
有線操縦を多用した2巡目は大きな混乱もなく、極めて順調に終了しました。


計画始動から足かけ1年半、E26系寝台特急「おおるり」は、立派に両毛本線を全線走破してくれました!
それにしても、DCC装置については十分な下準備を整えたつもりでしたが、蓋を開けてみるまで判らない面がまだまだありますね。
順風満帆とはいかない点もありましたが、いい勉強になりました。
ご尽力いただいた各氏に衷心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。(市田)