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バラの基礎知識

バラと花〜acalaの園芸記録
 「原種バラと原種系バラ」

原種バラと原種系バラをご紹介します。
原種の中にも変異したバラがあります。変異したバラとダブルものもあります。

原種と原種系バラ    
   
 ノイバラ
 Rosa multiflora
 テリハノイバラ
 Rosa luciae var. luciae
 ハマナス
 Rosa rugosa
白花ハナマス
 Rosa rugosa ver.alba 
       
 日本全国に見られる、日本が誇るバラです。バラの品種改良に使われました。現代のバラはその元をたどると8種類の原種に行き当たるそうです。その一つが本種です。しかし近年、開発などで、急速にノイバラが姿を消しています。また自生していても刈り払われてしまい、なかなかその姿を見ることができなくなっています。
本種ではありませんが、モリイバラは絶滅危惧種、ニオイイバラ(ヤブイバラ)についても絶滅危惧種になっている県があります。アズマイバラは準絶滅危惧種、ツクシイバラも絶滅危惧T,U類、おそらく他のノイバラも同じ状況だと思います。悲しいことです。
 私が採集したテリハノイバラです。生育は旺盛でとんでもなく伸びます。現在プラ鉢に入っていますがすでに下を突き抜け、抜く事が困難になっていますので、そのままにしてあります。花はほかのノイバラものよりも遅く咲きます。葉はロウを塗った様に光っていてきれいです。   ごく普通の一重咲きのハマナスです。分布は北海道・本州(太平洋側茨城まで、日本海側鳥取)
ハマナスも近代バラに大きく影響を与えてきています。耐寒性が強いことで、本種を親として交配されたものも少なくありません。
残念なことに北海道ではありませんが、他の県ではすでに絶滅危惧種に指定されています。富山県では絶滅しました。
我が家にあるものは自生地から種を採取して蒔いたものです。
 ハマナスの白花種です。学名はロサ・ルゴサ・アルバといいます。
これは私が自生地から採取して蒔いた種から発生しました。ごく普通のハマナスの種からも白花が発生する事があります。当然ほかのバラでも同様な事が起きる可能性は大いにあります。
 八重咲ハマナス
 Rosa rugosa plena
 白花八重咲ハマナス
 Rosa rugosa albo-plena
 サンショウバラ
 Rosa hirtula
 サンショウバラ 羽衣
       
 ハマナスの八重咲き種です。ロサ・ルゴサ・プレナともいいます。  白花ハマナスの八重咲きです。ロサ・ルゴサ・アルバ・プレナともいいます。  富士山周辺のみに分布し、日当たりの良い林縁などに見られる落葉潅木。花は短命で一日しかもたない。バラとしては特異で、大木になる。自生地では5メートルになる木もあるらしい。
環境省では本種は絶滅危惧U類(VU)とされています。かなり危ないです。
 サンショウバラの変異種です。幻といわれている八重咲きのサンショウバラも存在しています。現在確認できているのが本種と八重咲き、白花の一重、唐子咲きだそうです。
 白花オオタカネイバラ
 Rosa acicularis Lindl.
 カラフトイバラ
 Rosa marretii
 茜富士
 Rosa nipponensis 'Akanefuji'
 やえやま乙女
 Rosa bracteata
       
 本来はピンクの花ですが、これは白い花で、オオタカネイバラの変異種と思われます。  樺太、朝鮮北部、北海道、本州の一部(長野・群馬県)に分布する野生のバラ。ハマナスに近縁ですが刺は少なく葉っぱが細いのでやさしい感じがします。ヤマハマナスとも呼ばれます。直径4cmほどの香りのよいの紫紅色の花をつけます。
北海道では準絶滅危惧種に指定されています。長野県では絶滅危惧U類(VU)に指定されています。群馬ではデータがありません。
 1864年、富士山で発見されたこのバラは、その後「フジヤマローズ」の名でロシアの植物学者カール・マキシモビッチによってレニングラードの植物園に送られました。それから30年経った1894年、イギリス、アメリカにも紹介されました。現在でも富士山5合目付近に7月頃開花します。寒さに強いハマナス系のタカネイバラですが、雪崩に巻き込まれてしまった同種を、接木により暖地でも栽培可能にし、「茜富士」の名で発表。1mほどの匍匐性で刺が密生し、奇数の羽状葉は5〜9枚の小葉で形成されます。花は花径3cmの一重咲きでとても美しい深紅色をした芳香種です。暖地では4月下旬〜5月上旬に開花します。 コマツガーデン2006-2007カタログより   カカヤンバラ(ヤエヤマイバラ)の選別種。めしべが赤いのが特徴。
昔カカヤン国(今のフィリッピン)から持ち帰ったと言われるバラで、沖縄地方には野生化しています。
 ロサ・キネンシス・
ビリディフローラ

 Rosa Chinensis Vilityflorer
 ロサ・キネンシス・ムタビリス
 Rosa chinensis Mutabilis
ナニワイバラ
 Rosa Laevigata
ハトヤバラ
 Rosa laevigata rosea
       
 緑の花で、とてもバラとは思えない変わったバラです。
花色が多彩に変化するので面白いバラです。  中国中南部の原産で、大阪の商人が中国から輸入し、販売したため名づけられたと言われています。ノイバラより大きな花が一斉に咲く姿は見事です。花の時期が短いのが残念ですが、それも野生っぽくていいですね。 和名は本種が埼玉県鳩ヶ谷で主に生産販売されたことによるといわれる。ナニワイバラのピンク種。
 ロサ・キネンシス
  Rosa chinensis
十六夜バラ
 Rosa roxburghii
ロサ・ガリガ・オフィキナリス
 Rosa gallica 'Officinalis'
ロサ・エグランテリア
学名 Rosa eglanteria
別名 Rosa rubiginosa,
    Sweet Brier Rose
       
  現代バラに四季咲性をもたらした、とても重要な原種バラです。どうもいろいろなパターンがあるようで、我が家のようにピンクの八重でブッシュタイプとか、もう少し赤いつる性などです。
原産は中国ですが、近年四川省で、本種の一重が発見され、これが本来のキネンシスではないかといわれています。なお、本来の本種には四季咲き性の特徴はありません。四季咲き性をもたらしたキネンシスは、育種選抜種と言われています。
 丸い形ではなく、少し欠けた月のような格好から、十六夜の名前があります。  1500年以前から知られる品種。  葉を触ると青りんごのような香りがします。
ロサ・カニナ
 Rosa canina
ロサ・グラウカ
 Caninae(カニナ節)   
Rosa rubrifolia (ロサ・ルブリフォリア)    
Rosa glauca(ロサ・グラウカ)
ロサ・スピノッシシマ・ダブルホワイト   
別名:ロサ・ピンピネリフォリア ダブル・ホワイト    
系統:ハイブリッドスピノッシシマ
 ロサ・湖南
       
俗名ドックローズとも言われています。少し大きめの花を咲かせます。我が家のカニナはあまりピンクは乗りません     中国湖南省で発見された幻の野生バラ