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赤城自然園は今年度の特別開園を休止させていただきます。

2009年3月15日
誠に恐れ入りますが、あしからずご了承のほど
伏してお願い申し上げます。
不在がちになり、不定期となりますのでご了承ください。
開園休止にあたって
1982年整備開始以来、今日まで、四半世紀を超え、新しい生態系が誕生し、ある程度
落ち着きをみせてきました。荒れたスギ林に多くの人の手を加え、昔、あったであろう赤城
の自然を思い、造成、整備をし続けてきています。今までいなかった昆虫、動物、そして貴重
植物を含めた草花、樹木、他には類をみないほどの、質、量ともに誇れる自然園の礎がで
きつつあると自負しています。
一度、人の手が入った自然は、放ってはおけません。日々変わる環境に、日々対処して
いかなければなりません。今までの辛苦が即時に崩れてしまうのです。これからも50年、
100年と続くであろう自然の営みに、人の英知と汗をもって、対応を進めなければなりませ
ん。
「きれいな森を創って、ベンチを置く」、その周辺の自然のあらゆる事象を体感する、そん
な場所の提供を考え、さらには、人も自然の一部であることを確認する場なのです。
人が自然を支配するなど、もってのほか、「自然は、自然にして、自然に回帰する」、人は
その一部を借りているに過ぎないのです。何事も自然のなせる業、現況は「モノ」、「カネ」
の時代、厳しい困難にその対応は「心」がない。心をもってして、人、自然を見つめる、その
ような時代が到来することを期待しています。
自然は生きている、日々動きを止めません。その動きに人は「心」で、そして体感を持って
処する気持ちが大切です。まだまだ続く赤城自然園です。人の力には限りがあります。今
後に多くを期待し、一旦、下野します。いずれ、みなさまとは、どこかで、自然の中で再会で
きるでしょう。楽しみにしています。ご支援、ご指導、ありがとうございました。
片場 富夫